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2021-2022シーズン 中断期間企画 全選手スタッフインタビュー Vol.2

■FP4 三笠貴史

収録時期: 9月下旬

++新加入選手として、浦安というクラブに加わってから約半年。今の心境を教えてください。++

 

まず、自分を取り巻く環境が大きく変わりました。練習の時間も、住む場所も、ライフスタイルも。最初は慣れるのに手こずりましたが、今となっては良かったなと思えています。やはりフットサル面では大きな変化を感じています。もともと所属していたフウガドールすみだと比べると、このバルドラール浦安というチームは戦術やコンセプトがまったく異なります。もともと自分のプレーの引き出しの少なさ、質の低さ、苦手な部分の多さというものを常に感じていたなかで、それらにしっかりと向き合い、目を向けられるようになりました。それはこのクラブに来られて良かったなと思う大きな理由です。

 

 

++そういったなかで、この中断期間中に心がけていることはありますか。++

 

このチームにおいて僕はディフェンダーの役割を担う選手ではありますが、さらに長く自分がピッチに立つ上では、ボールを保持するというところの能力が足りていないなと感じていました。そういったところをこの中断期間中に成長させて、もっと自分がピッチに立つ時間を長くして、チームの勝利に貢献したい、そういった気持ちで中断期間に入っていました。まだまだではありますが、自分のなかで成長を感じることができています。十分に時間はあるので、練習の動画をよく振り返って研究したり、今はフットサルワールドカップも開催されていますし、そういった様々な動画を見て、自分と似たプレースタイルの選手を探したりしています。こうした向き合う時間というものがあるので、とても有意義に過ごせているなと感じています。

 

 

++今後の古巣との対戦も含め、中断期間明けに向けて意気込みをお願いします。++

 

現状として厳しい順位にいます。しかし、このチームがいるべき順位ではないと思っているので、まずは一つでも上の順位にいること。中断期間明け初戦のボルクバレット北九州戦から、自分たちの価値というものを、この中断期間中に準備してきたことを、個人としてもチームとしても発揮できるようにしたいと思っています。これまでは擦り合わせであったり、チームのコンセプトを構築するという段階ではありましたが、これからは意味合いが変わってきます。チーム全員で勝利というところにフォーカスして、僕たちの価値というものを証明できるように準備していきます。

 

 

■FP10 加藤竜馬

収録時期: 9月下旬

++今シーズンから石田健太郎選手がキャプテンとなりました。そういった意味で、これまでとは少し異なるシーズンですか。++

 

今シーズンから健太郎がキャプテンになりましたが、チームを引っ張っていくという気持ちは変わりません。しっかりとまとめるところは健太郎が上手くまとめてくれていると思いますし、若い選手たちが積極的に発言しているシーンも練習中から増えてきています。そういったところを見ていると、本当に良い方向に向いているのではないかなと感じています。そこに経験のあるベテラン組が、締めるところは締めて、しっかりとバランスが取れているのではないかな思います。引っ張っていくという気持ちは、自分自身も今までと変わらずやっています。

 

 

++そういったなかで、中断期間前を振り返ってみていかがですか。++

 

勝てていないという状況はありますが、すごく悪いわけではないと思います。僅差で負けている試合が多いというのは、得点力不足というところで毎シーズン課題となっているところです。今シーズンはガリンシャが加入してきて、その得点力というところがカバーできると思っている選手はいるかもしれませんが、やはりフィットしなければ得点は生まれない。そういったところはこの中断期間中に詰められたのではないかなと思います。

 

 

++チームのフィットというところで、この中断期間中にどのようなところを意識していましたか。++

 

戦術的なところでいくと、“3-1”も”クアトロ”も両方とも、全員ができるようにとは考えていましたが、選手たちもそれぞれ合う合わないがあるのは事実です。なので、”クアトロ”のセットはより緻密に完成度を高めていく、”3-1”のセットはガリンシャ中心にピヴォの選手たちがコミュニケーションを取りながら進められていますね。中断期間明けから両方とも脅威になるのではないかなと思います。

 

 

++最後に、中断期間明けに向けた意気込みをお願いします。++

 

中断期間明けから再スタートとなります。これまでの自分たちの順位や結果には納得できていませんが、それはチーム全員が受け止めて、これからタイトに続いていく一試合一試合、しっかりと勝ち点を積み上げていかなければなりません。これからホームゲームも多くなってくるので、ぜひバルドラール浦安アリーナに足を運んでいただいて、選手たち後押ししていただきたいです。よろしくお願いします。

 

 

■FP17 西村祐飛

収録時期: 9月下旬

++浦安加入3年目というところで、チームの変化というものもあったと思います。振り返ってみていかがですか。++

 

中断期間前は、個人的にチームの力になり切れていなかったなと感じていました。チームとしても勝てていないという結果はありましたし、自分が試合に出ようが出まいが、僕含め全員がチームのために何ができるのかというところは考えなければなりません。これからさらに一人ひとりがレベルアップをしていかなければならないと、そう強く思って中断期間に入りました。

 

 

++具体的にこの中断期間中に意識していることを教えてください。++

 

僕はどちらかというとオフェンスの選手なので、もちろん得点に絡むということは大切です。ただ、オフェンスの選手だからこそ、ディフェンスの部分で変なミスをしないようにするというところは改善しなければならないと思っていました。しっかりと寄せるスピードであったり、そういったところは意識していましたし、徐々に手応えも掴みつつあります。

 

 

++最後に、中断期間明けに向けて、意気込みをお願いします。++

 

これからスケジュールがタイトになってきます。そういったなかでは、よりチーム全員の力が必要になってくると思います。これまではある程度セットとして固定された選手たちで回して、同じ選手の出場時間が長いまま試合を戦うということもありましたが、そこを変えていくことができるのは、これまでチャンスがなかった選手や出場時間が少なかった選手だと思います。より過密日程になる部分、まだ出し切れていない選手たちの重要性が高くなってきます。これから自分自身も含め、チーム一丸となって闘いたいと思います。

 

 

■ FP30 尾形颯志

収録時期:9月下旬

 ++まず、昨シーズンまでテルセーロでプレーされていました。U-18全日本フットサル選手権を観た感想を教えてください。++

 

昨シーズンまでの2年間、一緒にプレーしてきた仲間が全国大会に出たことは嬉しかったです。正直なところ自分たちの代も出場したかったという気持ちは強いですが、彼らにとってとても良い経験になったと思いますし、純粋に楽しむことができました。これからも頑張って欲しいと思います。

 

 

++生え抜きとして下部組織からプリメーロに昇格した気持ち、かつてはピッチで観ていた選手とプレーする心境を教えてください。++

 

そうですね。このバルドラール浦安は伝統あるクラブですし、自分が夢に見ていたトップの舞台に近づくことができて、とても嬉しい気持ちです。もう半年ほど経ちましたが、最初のほうに比べて緊張も和らいできましたし、徐々に自分の得意なプレーや持ち味というものを出せるようになってきているのではないかなと思います。

 

 

++具体的には、どのようなプレーを得意としていますか。++

 

サイドのスペースでボールをさらして、時間を使いながらパスコースを見つけたり、アシストをするようなプレーです。チームに加わって間もない頃はあまり出せていませんでしたが、最近は練習のなかでも自信を持って発揮できるようになってきています。 個人的に目標にしている選手は、(加藤)竜馬くんですね。攻守ともにチームに貢献するプレーが印象的ですし、自分もガッツあるプレーをできるようにしたいと思っています。そのほかにも、勉強になるプレーや振る舞いというものは多いので、しっかりと吸収して、自分のプレーに活かしたいです。

 

 

++中断期間明けに向けて、そこからその先の将来において、意気込みをお願いします。++

 

個人的には、これからもっとFリーグという舞台に立ちたいです。そのためにはしっかりと通用する選手になっていかなければなりません。また、今のチームの状況も考えつつ、勝利に導くことができるようなプレーをしていきたいです。この中断期間は試合がないというころで、いろいろなことを試したり吸収することができました。現在リトアニアで開催されているフットサルワールドカップも観ていました。海外では2回ほどプレーしたことがあるのですが、やはり身体の使い方もまったく違いますし、今回も学ぶことは多かったです。将来の目標というところは大きく、日本一のフットサルプレーヤーになりたいと思っています。これからも日々の練習や生活から意識して取り組んでいきます。