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JFA 第27回 全日本フットサル選手権大会 準決勝 名古屋オーシャンズ戦後、加藤竜馬選手コメント

■FP10加藤竜馬
「今日の準決勝、相手がどこであれ勝つことだけを考えて準備をしてきました。監督が今シーズン何度も言ってきた"自分たちの力をピッチ上で100%表現する"という言葉を噛み締めて、今日もピッチに立ちました。名古屋オーシャンズを相手に結果は0-4と得点こそ奪えませんでしたが、決して悲観する内容ではありませんでしたし、他の選手たちもビビることなく勇敢に戦っていたと思います。ただ僕らに足らなかったのはゴールを決めるという最後の部分だけだったと感じています。

改めてこの大会を振り返っても、チームにとって非常にポジティブなものだったと感じています。浜松ラウンドの初戦ではなかなか得点が決められず相手に勢いを与えてしまったなかでも集中した守備で無失点に抑えましたし、2回戦では3点ビハインドの状況からでも我慢強く戦い、勝利しました。昨日の準々決勝では、常にリードしながら試合を進め、最後は突き放して接戦をものにしました。ベテラン組は自分の役割を理解していましたし、若手選手たちにとっては非常に大きな経験値を得られたと思います。ただ強いていうなら、(藤原)潤さんとタキ(滝田学)の現役最後を勝利で終わらせてあげたかったです。勝負の世界ですので、勝てなければそれは叶わない。この悔しい気持ちを忘れずに自分の糧として来年のこの大会で悔しさを晴らしたいと思います。

今シーズンもコロナウイルスの影響で声の出せないなかでの観戦でしたが、ホームアリーナや試合会場には多くのファンサポーターの皆さんが足を運んでくれて、手拍子や拍手、太鼓で一緒に戦ってくれたことがとても心強かったです。最後に赤く染まった駒沢で笑顔で終わりたかったですがその目標を叶えることはできなかったので、来年こそ達成できるようにまた来季に向けていいチームを作りたいと思います。今シーズンも1年間熱い後押しをありがとうございました」